<Header>
<Author: 岑參>
<Title: 虢州後亭送李判官使赴晉絳>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 虢州（かくしう）の後亭（こうてい）にて李判官（りはんくわん）の使（つかひ）して晉絳（しんかう）に赴（おもむ）くを送（おく）る秋（あき）の字（じ）を得（え）たり>
<BookPage: 289>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
西原驛路挂城頭，
客散紅亭雨未收。
君去試看汾水上，
白雲猶似漢時秋。
<End Poem>
<Translation>
虢州の西の原を行く街道は、一歩一歩次第に地盤が高くなって山道になるので、まるで城壁の上にかかって見える。この送別會に集まった客も散って行って、川ぞいの 靴にはふりしきる雨がまだやまない。君はこれから行かれるさきで、汾水のほとりを通られたら、よく氣をつけてごらんなさい。おそらく秋風に吹かれて飛ぶ白い雲だけは、昔の漢の武帝のときと變わらないことだろう。「秋風起って白雲飛び、草木黄ばみ落ちて雁南に歸る」という、あの「秋風の辭」を思いうかべながらね。
<End Translation>
<Formatted Translation>
虢州の西の原を行く街道は、一歩一歩次第に地盤が高くなって山道になるので、まるで城壁の上にかかって見える。
この送別會に集まった客も散って行って、川ぞいの 靴にはふりしきる雨がまだやまない。
君はこれから行かれるさきで、汾水のほとりを通られたら、よく氣をつけてごらんなさい。おそらく秋風に吹かれて飛ぶ白い雲だけは、昔の漢の武帝のときと變わらないことだろう。
「秋風起って白雲飛び、草木黄ばみ落ちて雁南に歸る」という、あの「秋風の辭」を思いうかべながらね。
<End Formatted Translation>